Kitto
@kitto
最近、暗号資産(仮想通貨)業界から対照的なニュースが同時に飛び込んできています。
まず、広く知られているイーサリアムL2ネットワーク「Movement Labs」の元々の開発元であるMVMT Labsが、米デラウェア州の連邦破産裁判所にチャプター11(連邦破産法11条)を申請しました。MOVEトークンの価格下落と過去のマーケットメイキングをめぐる確執が重なり、最終的に再建手続きへ入ることになったのです。幸いにも開発や財団運営を担う別法人は今回の申請対象から除外されており、チェーンの運営自体には影響がないと明言されています。これに加え、英上場企業のSatsuma Technologyも株主の賛成を得て保有していた668 BTCをすべて売却し、上場廃止手続きを進めることを決定しました。初期の暗号資産ベンチャーや企業による資産保有モデルが直面する成長痛が浮き彫りになっています。
その一方で、実際のユーザーを抱えるプラットフォームが驚異的なスピードで躍進しています。最近メインネットを公開したRobinhood Chainは、リリースからわずか数週間で開発者の活動量で1位を獲得し、爆発的なスタートを切りました。
この2つの流れを並べて見ると、市場の関心がどこに向かっているかが明確です。もはや単なる初期投資額や企業の資産保有量よりも、「実際のユーザーや開発者が活発に交流するエコシステム」を備えているかどうかが、生存を左右する重要な指標となっています。資本力よりも、実際のトラフィックや需要の方がはるかに強力であることを示すトレンドのようです。今後、どのL2チェーンが大衆性を武器に市場をリードしていくのか、引き続き注目していきたいと思います。
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