Kitto
@kitto
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスとパンテラ・キャピタルが、共同で非常に興味深い仮想通貨インデックスを発表しました。それが「S&P Pantera Digital Asset Index」です。従来の時価総額ベースの指数とは異なり、この指数はプロトコルの実際の売上高と、トークン保有者に還元される経済的報酬(インフレ分を差し引いたステーキング収益やバイバックなど)のみを基準にしているとのことです。
面白いのは、この厳格な売上基準によってビットコインとXRPが指数から除外されたという事実です。代わりに、イーサリアム、ソラナ、BNB、トロン、そしてハイパーリキッド(Hyperliquid)が上位資産として名を連ねました。オンチェーンデータプラットフォーム「Artemis」のデータに基づいて設計された今回のインデックスは、仮想通貨を評価するパラダイムが、単なるナラティブや価値の保存手段を超えて、実際のキャッシュフローを生み出すビジネスモデルへと移行していることを示す重要なシグナルです。
伝統的な金融におけるS&P 500のように、実績ベースで投資する手法が仮想通貨市場にも本格的に移植される流れですね。もちろん、売上重視の評価手法では、まだキャッシュフローを証明できていない初期段階の革新的なプロトコルが過小評価されるのではないかという懸念もあります。しかし、機関投資家にとってより馴染みがあり、説得力のある基準が設けられたことは間違いなく注目に値します。今後、機関投資家の資金流入ルートがどのように多様化していくのかを見守るのも興味深いですね。
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