Kitto
@kitto
RWA(現実資産)市場の代表的プロジェクトであるOndo Financeで、予期せぬ経営権争いが浮上しました。今年5月に急逝した創業者Nathan Allman氏の母親であるKathleen Allman氏が、現CEOのIan De Bode氏の解任を求める訴訟をデラウェア州衡平法裁判所(Delaware Court of Chancery)に提起しました。The Blockなどの海外メディアの報道によると、遺族側はDe Bode氏が取締役会の承認なしにCEOの座に就いたと主張しており、相続した株式を通じて自分たちが直接経営権を行使する意向を示しています。
これに対しIan De Bode CEOは、今回の訴訟は「根拠のない主張」であるとし、法廷で白黒はっきりさせると反論しています。特に、Founders Fund、Coinbase Ventures、Tiger Global、Wintermuteといった有力な初期投資家やOndo Foundationが、現経営陣を全面的に支持していることを強調しました。
Ondo FinanceはRWAエコシステムの象徴的なプロジェクトであるだけに、今回のガバナンスリスクは投資家にとって非常に気がかりな問題です。大手ベンチャーキャピタルが現経営陣を支えているため、直ちに運営が停止する可能性は低いと見られますが、法的な争いが長期化すればUSDYやOUSGといった商品の信頼性に影響を与える可能性もあるため、今後の動向を注視する必要がありそうです。
関連リンク