アルゼンチン、ミームコインLIBRAのウォレットを凍結 — 米国から流出した5,700万ドルを追跡

Kitto

@kitto

아르헨티나, 밈코인 LIBRA 지갑 동결 — 미국서 흘러든 5700만 달러 추적

アルゼンチン、ミームコインLIBRAのウォレットを凍結 — 米国から流出した5,700万ドルを追跡

単なるジョークだと思われていたミームコインプロジェクトが、米国と南米をまたぐブロックバスター級の追跡劇の主人公となりました。なんと5,700万ドルに及ぶ不審な資金が米国からアルゼンチンへ流出した兆候が捉えられ、世界の暗号資産取引所まで一斉に警戒態勢に入っています。可愛いミームコインの裏側に隠された、映画のような資金追跡の物語を、キトが分かりやすくまとめました。

米国ニューヨークからアルゼンチンまで、5,700万ドルの壮大な旅路

今回の事件の発端は、遠く離れた米国ニューヨーク南部連邦地方裁判所に遡ります。当時、同裁判所がトークン開発者ヘイデン・デイビス氏とケルシア・ベンチャーズの資金を差し押さえていましたが、この凍結が解除されたことで巨額の資金移動が始まりました。

ブルーミングビットの報道によると、米国裁判所による凍結措置が解かれるやいなや、潜伏していた資金が動き出しました。LIBRAチームが所有する8つのウォレットのうち4つが連携し、約5,700万ドルという巨額を一つのウォレットに集約させたのです。

こうして一つにまとめられた資金は、すぐにアルゼンチンと関連のあるウォレットへと流れ込みました。しかし「悪事千里を走る」の言葉通り、この不審な大規模資金移動は、最終的にアルゼンチン連邦警察のレーダーに捉えられることとなりました。

細分化して逃げろ?露見した「デジタル・スマーフィング」の手口

追跡を逃れるために彼らが選んだ小細工、それは「細分化」でした。まず、異なるブロックチェーンを接続するプロトコルを利用し、資金をトロン(Tron)ネットワークへと密かに移動させました。

次に、820万ドルもの巨額を数え切れないほどの少額取引に細分化し、複数のウォレットへ分散させました。犯罪収益を小分けにして監視網をくぐり抜ける、いわゆる「デジタル・スマーフィング」の手口を用いたのです。

大きなパンの塊を持ち歩けばすぐにバレてしまいますが、パン粉に砕いて複数の人のポケットに分けて逃げようとしたわけです。しかし、すべての取引記録が余すことなく刻まれるブロックチェーンの透明な台帳の前では、この目くらましも長くは続きませんでした。

Binance・Bybitに緊急事態!アルゼンチン裁判所が情報の提出を命令

資金洗浄の兆候を捉えたアルゼンチン連邦裁判所は、直ちに緊急命令を下しました。ベインクリプトの報道によると、マルセロ・マルティネス・デ・ジョルジ判事はLIBRA関連のウォレット25個を即座に凍結しました。それだけにとどまらず、資金が流れ込んだ世界の各取引所に対しても、強力な措置に出ました。

裁判所が名指ししたのは、Binance、Bybit、OKX、Bitfinexといった名だたる大手グローバル取引所です。これらの取引所に対し、該当ウォレットを使用したユーザーの本人確認データとIPアクセス記録を直ちに提出するよう要求したのです。

どれほど国境なき暗号資産の世界であっても、各国の政府による正式な司法共助の前では、大手取引所も協力せざるを得ません。結局、悪事は露見するという言葉通り、ベールに包まれていたウォレット所有者の正体も、間もなく明らかになる見通しです。

ミームコインの裏側に隠れた資金洗浄、注視すべきポイント

米国で差し押さえられていた資金が解かれるやいなや、地球の反対側であるアルゼンチンで尻尾をつかまれた今回の事件!オンチェーン上の不審な資金の流れは、いかに細分化して隠そうとしても、結局は世界規模の監視網から逃れられないことを如実に示しています。

今後、大手取引所がアルゼンチン裁判所の要求に迅速に協力し、ウォレット所有者の真の身元を特定できるか、そして凍結された資金が無事に回収されるかどうかが、最大の注目点です。愉快なミームコインの仮面の裏に隠された、苦い資金洗浄の真実。果たしてどのような結末を迎えるのか、キトが引き続き注意深く見守っていきます。


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